むかしむかしのその昔、
神様が天と地と動物たちを作られたばかりの頃、
ある年の十二月三十日に、神様は全国の動物たちに手紙を出しました。
「1月1日の朝、私の宮殿に集まるように。
早くついた者1位から12位まで、順番に一年間、その年の大将にしてやる」と。
「十二支」
ネズミは起点をきかせて牛の背中に乗り
牛は自分がのろまという弱点を受け止めて早くに出発するという明暗を思いつき
虎は自慢のスピードで野山を走り
うさぎはいつも元気にピョンピョン飛び跳ね
辰は優雅に美しく空を泳ぎ
へびは辰に遠慮をし
馬も軽やかに野原を駆け巡り
羊はおっとり、でもしっかりと
ライバルの賢い猿と賢い犬がケンカをしないよう鳥が間に入り
最後はやる気満々のイノシシが駆け抜ける。
のんびり屋のネコがネズミに唆されて1月1日を寝て過ごしてしまう。
十二支のどの動物たちも個性があって大好きです^^
このお話が大好きで1枚の作品にしました。
森の仲間たちも十二支に混ざって楽しくお正月を祝おうとしております^^
本日は個展に向けての新作のラフ出し・・・
展示を見に来てくださる方に面白い作品をお見せできるようアイディア出しです!